日本臨床救急医学会医療安全全国共同行動

患者・家族のSOS募集|医療の”もしも"に家族の気づきを

日本臨床救急医学会医療安全全国共同行動

その声が、
愛する人の命を守る

みんなの声(体験談)|
神奈川県 Kさん40代

神奈川県
Kさん40代

院内救急(急変)に関する体験談

お住まいの都道府県:神奈川県
苗字のイニシャル:K さん
ご年齢:40代

義父が大腸の癌の末期でした。
お腹に水が溜まり動くのがしんどくなり、水を抜くために入院しました。
水を抜く治療は順調だったようで、話をしていてもしんどい様子が見られなくなり、食欲が出てきたり少し椅子に座って過ごすこともできるようになりました。

余命は数ヶ月と言われていましたが、家に帰れそうだなと思っていた矢先、突然病院からの電話があり「急変して、心臓がとまりました。
蘇生術をしていますが厳しい状態です」とのこと。


私はすぐに病院に向かいましたが、義母も妻も最後には間に合いませんでした。
医師からは「急な不整脈で心臓が止まり蘇生しましたが反応がありませんでした」との説明。
私はお腹の癌なのになぜ心臓の不整脈が出るのか全く理解できず、状況を受け入れるより他ない状態でした。
もう少しどうしてこうなったのか説明も聞きたかったと思いました。